秋篠宮ご夫妻は14日、「第43回全国育樹祭」の式典臨席などのため民間機で沖縄県に入り、糸満市の国立沖縄戦没者墓苑などを訪問された。式典は15日午前に宜野湾市で行われ、同日午後には10月末の火災で主要な建物が全焼した那覇市の首里城をご覧になる。
ご夫妻は那覇空港から糸満市の国立沖縄戦没者墓苑に向かい、献花台に花を手向けて先の大戦での戦没者を慰霊された。献花後、県遺族連合会や県平和祈念財団の役員らの列に歩み寄り、秋篠宮さまは、語り部活動をする遺族らに「伝えていただくことはすごく大事なことですね」などと声をかけられた。
ご夫妻はその後、同市の沖縄県平和創造の森公園を訪れ、上皇ご夫妻が在位中の平成5年、「全国植樹祭」で同地に植えられたリュウキュウマツとフクギの成長を確認し、枝打ちや施肥などの手入れをされた。
育樹祭は代替わりに伴う公務の分担で、天皇、皇后両陛下から秋篠宮ご夫妻が引き継がれた行事の1つ。同県での開催は初めて。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース